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忘れるな!政治家の汚職 《一覧》
 国民が一番怒っているのは政治家の汚職だ。
一時は新聞などに騒がれても、すぐ忘れられてしまう。キリがない。今の政党や政治家では汚職のない政治は期待できないと誰も思っている。
 世論力テレビは、そうはさせないため、以下に「政治家の汚職」の一覧表を作成することとした。
ご覧いただければ税金をタダ食いされている私たち納税者がいかに忘れっぽいかと思い当たられるに違いない。
まず今回はその第一集として小泉内閣発足以降のデ−タをまとめた。
 いずれも記事、裁判、国会質疑などで公になったケースであるが、新聞社等の見込み記事については社名を付した。
 わが世論力テレビは、この資料を政治浄化のために、今後も工夫して手厚く補填しながらずっと継続する。
【参考】1980年以降、任期途中で辞任した主な閣僚の一覧
罷免(*)
辞任時 閣僚名 役職 首相   理由
         
80・2        久保田円次      防衛      大平     防衛庁スパイ事件
80・9  斉藤邦吉 厚生 鈴木  医療機関からの献金
81・5  伊東正義 外務 鈴木 日米同盟の見解食い違い
85・8 河本敏夫 特命 中曽根 三光汽船の倒産
86・9* 藤尾正行 文部 中曽根 日韓併合は韓国の責任と
88・5 奥野誠亮 国土 竹下 中国侵略は意図なしと
88・8 瓦 力 防衛 竹下 「なだしお」事故の引責
88・12 宮沢喜一 大蔵 竹下 リクルート株譲渡で食言
88・12 長谷川峻 法務 竹下  リクルートからの献金
88・12 原田 憲 経企 竹下 リクルートからの献金
89・8 山下徳夫 官房 海部 女性スキャンダル
91・10 橋本龍太郎 大蔵 海部 証券・金融不祥事で引責
93・6 船田 元 経企 宮沢 内閣不信任案に賛成のため
93・6 中島 衛 科技 宮沢 内閣不信任案に賛成のため
93・7 小泉純一郎 郵政 宮沢 内閣総辞職を求めて
93・8 田名部匡省 農水 宮沢 自民党離党に伴い
93・12 中西啓介 防衛 細川 改憲発言で引責
94・5 永野茂門 法務 羽田 「南京事件はでっち上げ」と
94・8 桜井 新 環境 村山 「侵略戦争の意図なし」と
94・10 田沢智冶 法務 村山 国会質問削除疑惑で引責
95・11 江藤隆美 総務 村山 日本の植民地政策発言で
97・9 佐藤孝行 総務 橋本 ロッキード関与で批判され
98・2 三塚 博 大蔵 橋本 金融接待汚職事件で引責
98・11 額賀福志郎 防衛 小渕 防衛庁一連の不祥事で引責
99・3 中村正三郎 法務 小渕 公文書の私的保管で引責
00・2 越智道雄 金融再生 小渕 金融検査への手心発言
00・7 久世公堯 金融再生 小渕 巨額利益で辞任
00・10 中川 秀直 官房 不倫問題
02・1 田中真紀子 外務 小泉 NGO問題の混乱を理由
 


小泉政権発足 2001年4月26日

− 小泉人気とは裏腹に外務省疑惑は深くよどんでいた −

松尾汚職・機密費関連
□ 松尾元室長を詐欺容疑で再逮捕、3回目(2001−5・8)
 巨額の機密費詐取流用ですでに逮捕されている外務省の元要人外国訪問支援室長の松尾克俊について警視庁捜査2課は8日、98年4月以降に行われた3回の首相外遊で約1億6000万円を騙し取った詐欺容疑で再逮捕した。この3回目の逮捕で詐取総額は計約2億6700万円になった。

□ 塩川財務相、機密費発言を取り消し(01−5・22)
 塩川財務相は、22日の参院予算委では、1月の民放番組で宇野内閣の官房長官当時に官房機密費を国会対策に使用したと認めた発言を全面的に取り消した。
 松尾事件の発覚以来外交機密費と官房機密費との流用が問題視される中、官房長官経験者の野坂浩賢、塩川正十郎氏らが機密費を長官裁量で多くの議員に配ったとする発言が取り上げられ、入閣した塩川財務相は衆院予算委で再三追及された。しかし、同相は「忘れた」と答弁を避け、その後の衆院財務金融委では、国会対策への使用を認めたものの、「具体的な事は忘れてしまった」とはぐらかした。「もう、よろしいやないの」と大阪弁で議場を失笑させ、追及も今一歩だった。

□ 田中外相も、機密費解明の方針に変化?(01−5・22)
 田中外相は外務省機密費問題の焦点となる不透明な使途の解明と官房機密費への上納について、さきに疑念を持って調査する意向を示していたがその方針の転換を示唆した。
 22日の参院予算委で「官房長官や外務省の事務方に聞いたところ、上納は一切無いということだった」と述べた。これまで田中外相は、14日の衆院予算委で、外交機密費から官房機密費に毎年約20億円が上納されているという情報に「関心を持っていた。出来るだけ早期に調査したい」と発言していたが、15日には「事務方は上納はないと言っている」と一変。22日の発言はこの考えを重ねて強調したものだ。

□ 塩川財務相の機密費発言、さらにあいまい(01−5・23)
 塩川財務相は23日の参院予算委で、1月の民放テレビで官房機密費を国会対策に使ったという自己の発言について「ビデオで見たがどうしてあんな事を言ったのか。週刊誌に書いてあったのをさも自分の経験のように錯覚してしまったのかな、と深く反省している」とさらに曖昧な釈明を重ねた。

□ 松尾被告を詐欺容疑で4回目の再逮捕(01−6・1)
 警視庁捜査2課は1日、松尾克俊被告を再逮捕した。逮捕は4回目。詐取総額は13回の外遊で計約4億7900万円となった。
 捜査2課ではさらに数件の詐取を追送検する方針でマンションや競走馬の購入費など私的に流用したものと銀行口座の残金を併せた5億数千万円が立件対象になる見通し。

□ 沖縄サミットでも外務省4人を詐欺逮捕(01−7・16)
 外務省機密費は沖縄サミットにも飛び火した。警視庁捜査2課は16日、沖縄サミットでハイヤー代を水増しして詐取したとして、外務省経済局総務参事官室課長補佐、小林裕武や「日の丸リムジン」の4人を逮捕した。小林課長補佐らは使用したハイヤーが1〜2台で代金約900万円だったのに、4台分だと水増しして代金約2200万円を騙し取った疑い。

□ 公金疑惑でデンバー総領事を懲戒免(01−7・26)
 外務省の常態と化した公金流用は在外公館でも発覚した。外務省は26日米国デンバー総領事館で、不正経理により8万1000ドル(約1000万円)を私的に流用したとして水谷周総領事の懲戒免職処分など関係者7人の処分を発表した。川島裕事務次官ら幹部2人は厳重戒告処分となり、川島次官は早期退任の意向を正式に表明した。
 水谷総領事は公邸修繕費を水増して見積もり高額の絵画、家具などを私的に購入、他にも外交機密費1500ドルで家族用の食材を購入するなど計8万1000ドルを流用した。キャリア外交官が懲戒処分となるのは極めて異例。外務省の退廃は泥沼化。

□ 官房機密費・歴代官房長官の責任不問(01−8・28)
  福田康夫官房長官は28日の記者会見で、官房機密費の支出に関与した内閣官房の関係者については「当時、実態を把握することは極めて困難で行政上の責任を問うことは適切でない」との理由で歴代官房長官の責任を問わない考えを示した。
 松尾室長による巨額の機密費詐取事件では歴代外相や外務省幹部が監督責任を問われ処分を受けた。また元室長による水増し請求をチェック出来なかった首相官邸側の管理責任も問題になっているが、ここで福田官房長官が歴代官房長官の責任を問わないとしたことは、官房機密費の不透明さの追及をかわす狙いだ。福田長官は、02年度予算の官房機密費16億2400万円を1割減額して要求し、自ら2000年10月の官房長官の就任時から01年6月までの給与9ヶ月分の一部約199万円を国庫に返納したことで幕引きをはかる意向だ。

□ APEC会議で外務省ら3人逮捕(01−9・6)
 外務省機密費詐取問題は95年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)に及んだ。警視庁捜査2課は6日、APECのホテル代を水増し請求した詐欺容疑で外務省欧州局西欧1課課長補佐、浅川明男、「ホテルニューオータニ」の営業担当2名の計3名を逮捕した。浅川補佐らは東京のAPEC高級事務レベル会合と、大阪のAPEC閣僚会議の会議費用を水増しし、計約4億円を騙し取った疑い。
 官房機密費詐欺事件など外務官僚による公金詐取事件は際限なく拡大している。

□ 松尾元室長公判が結審(01−12・27)
 詐欺罪に問われた外務省の松尾克俊元室長の東京地裁の公判は27日弁護側の最終弁論で結審した。松尾元室長は起訴事実を全面的に認め、検察側は懲役10年を求刑した。検察側は松尾元室長が水増し請求して受領した総額は、9億7161万円にのぼると指摘している。最終弁論で弁護側は「外務省や内閣官房の管理にも落ち度があった」と述べて刑の軽減を訴え、松尾元室長は「恥ずかしい事をしてしまい反省しています」と述べた。判決は02年3月12日。

□ 外務省ホテル代水増し、課長補佐、初公判で認める (02−1・22)
  ホテル代水増しで詐欺罪に問われた元外務相課長補佐・浅川明男被告ら二人の初公判が22日、東京地裁であり、「間違いありません」と認めた。浅川被告は計4300万円を水増ししたホテル代を請求し総額4億2000万円をだまし取った。1700万円は女性との宿泊代に使った。



一般汚職事件・列記
− 以下、時系列に政治汚職を衝く −

□ 中村喜四郎氏の議員辞職勧告決議案。採決見送りへ(2001−5・17)
 ゼネコン汚職で東京高裁でも実刑判決を受けた中村喜四郎衆院議員(無所属)に対し野党4党が提出した辞職勧告決議案は17日の議院運営委員会の理事会で、民主、公明は賛成する意向を示したが、自由、保守両党は反対し、否決することを決めた。このため辞職勧告決議案は今国会の採決が見送られる見通しとなった。
  − 関連続報 −
□  中村喜四郎氏を永年在職25年で表彰、自民が賛成(01−10・18)
 衆議院は18日の本会議で、ゼネコン汚職事件で2審の東京高裁でも有罪判決を受けた中村喜四郎衆院議員を永年在職25年で表彰した。
 同日の衆院議院運営委員会の理事会で、野党各党と公明党は「辞退させるべきだ」と主張したが、自民党が表彰に賛成した。

□ 塩川財務相に医療法人から30万円(01−5・23)
 塩川正十郎財務相の政治団体「塩心会」が99年、厚生省の補助金交付先の医療法人「牧野病院」から30万円の違法献金を受けていたことが明らかとなった。
 23日の衆院決算行政監視委員会で大森猛(共産)が指摘した。「牧野病院」は同年3月、厚生省から直接「患者サービス改善設備整備費」名目で補助金の交付を受けていた。
 政治資金規正法は国から直接補助金を受けた団体が補助金の交付決定通知から1年以内に献金することを禁じている。塩川氏は「違反なら返します」という一方、「いちいち法律の条文を読んで献金をしている人はないと思う。院長とは小さいときから知り合いで支援して貰っている」と開き直った。
 毎日新聞によると「塩心会」は「牧野病院」以外にも例年、国や都道府県から補助金交付がある複数の医療法人から献金を受けている。しかし、補助金の決定通知を行うのが都道府県の場合は違反にならないという抜け道があるため、今回明らかになったケース以外は同法に違反しない形になっている。

□ 吉村参院議員に詐取の金℃O百万円を献金(01−5・23)
  金融機関の貸し渋り対策融資制度を利用した詐欺事件で、吉村剛太郎参院議員(自民、福岡)が詐欺罪で起訴された被告から受け取った300万円は、被告が銀行から騙し取ったとされる3000万円から出されていることが福岡県警の調べでわかった。
 起訴されているのは宮城県石巻市の元会社社長、栗田雅人被告で、「中小企業金融安定化特別保証制度」を悪用し福岡市の銀行から嘘の計画で3000万円を騙し取った。この際、吉村議員は秘書を介して融資を保証する福岡県信用保証協会に口利きをした。この後被告から200万円の融資を受けたほか、100万円を借りたことが明らかになっていた。吉村議員は「思いもよらなかった」として、300万円全額を返還したという。

□ 許永中裁判で証人の社長「亀井氏に三千万円渡した」と証言(01−5・29毎日)
 亀井静香・前自民党政調会長が月刊誌「噂の真相」に賠償を求めた名誉毀損訴訟の口頭弁論で、5月28日、証人出廷した不動産会社社長(許被告に約束手形を騙し取られたとされる石橋産業元社長の義兄に当たる林雅三氏)が「許被告が用意した現金3000万円を亀井氏に渡した」と証言した。「『石橋からだと言って渡せ』と指示され亀井氏に手渡した。亀井氏は大変喜んで当たり前のように受け取った」と述べた。
 − 関連続報 − 突然和解(02−2・6朝日)
 朝日新聞によると、亀井静香代議士が「噂の真相」に1000万円の損害賠償と謝罪広告を求めていた訴訟の和解が6日までに東京地裁で成立していたことがわかった。亀井氏は金銭の受け取りもなく、謝罪広告もないまま和解したという。
 この社長は6日にも別の名誉毀損訴訟の口頭弁論にも出廷。再び、「96年に亀井事務所で許被告から貰った3000万円を亀井代議士に直接渡した」と認めた、という。

□ オレンジ共済、最高裁上告棄却。友部議員失職(01−5・29)
 オレンジ共済組合事件で詐欺罪に問われ、東京高裁で懲役10年の判決を受けた参議院議員友部達夫被告と、同5年の判決を受けた妻みき子被告に対し、最高裁第三小法廷は、01年5月29日、両被告の上告を棄却した。3日以内に異議申し立てがなければ実刑が確定し、議員を失職する。
 「年金党」の代表だった友部達夫は95年7月の参院選で新進党から比例代表で当選。97年1月の逮捕以来拘置が続いていた。東京高裁の判決では、2名は共謀し、「オレンジスーパー定期」などの名目で計6億6500万円を騙し取った。

□ KSD・小山被告、初公判で賄賂受領認める(01−6・27)
   KSD汚職事件で前自民党参院議員・小山孝雄被告は、27日、東京地裁の初公判で賄賂2000万円などの受領を認め、謝罪した。しかし、KSDからの請託は否定し、受託収賄罪の成立は争う姿勢を示した。
 検察側は、古関前理事長が小山被告を理事長室に呼び再三要望を伝え、これに対して小山前議員は自ら賄賂を要求したと指摘した。

□ KSD・贈賄側の審理開始、古関被告認める(01−6・29)
 KSD・贈賄側の初審理が29日、東京地裁で始まり、古関被告は村上、小山の2被告に対する贈賄罪を全面的に認めた。続く7月2日の村上被告の初公判で村上被告は受託収賄罪を全面否定するものと見られるが、村上被告の立場は相当苦しくなった。

□ KSD・村上元労相「記憶にない」と否定(01−7・2)
 7月2日の村上被告の初公判で村上被告は賄賂の受領を「記憶にない」と全面否認し、無罪を主張した。贈賄罪を全面的に認めた古関被告と真っ向から対立する構図となった。 村上被告は、参院本会議でKSD側に有利な質問をした見返りに7288万円の賄賂を受け取ったとされる起訴事実の認否で村上被告は請託を否定し、現金5000万円の授受についても「記憶がない」と述べた。

□ 大阪地裁、生保の政治献金・違法訴訟を棄却(01−7・18)
 生命保険会社の政治献金は、契約者の相互扶助のために保険料を運用するという生命保険業の趣旨に反するとして、大阪の「株主オンブズマン」83人が00年5月9日、日本生命、住友生命を相手取り、自民党と旧新進党に対する1億6800万円の返還を会社に求める社員代表訴訟を大阪地裁に起こした裁判で、18日、大阪地裁は「献金は事業活動の一環で、取締役の裁量の範囲」などとして請求を棄却した。 判決は「相互会社が政治献金を行う自由は憲法上保証されているものではないが、献金の禁止、制限は立法機関の判断にゆだねらられている」とした。 

□ 石井一議員、関税法違反で圧力?(01−8・21毎日)
 毎日新聞によると、石井一衆院議員(民主党副代表)が99年、東京税関長を議員会館の自室に呼び、調査が長期化しないよう依頼していたことが分かった。同記事によると摘発されたのは東京都内の輸入雑貨会社で、99年4月、中国から海外ブランドのTシャツなど約3万点を輸入しようとして逮捕され、01年1月関税法違反で東京税関に告発された。この会社から石井氏の資金管理団体に24万が献金されていた。石井事務所によると「輸入品を倉庫にとめておくと負担が大変なので時間をかけないでほしいと依頼した」と言っている。

□ 道路汚職で大分自民県連会長逮捕(01−10・12)
 大分県警と別府署は12日、斡旋収賄容疑で自民党大分県連会長、首藤健次を逮捕した。都市計画道路の拡張工事に絡む移転補償金を増額するよう県職員に斡旋した謝礼に、現金1000万円を受け取ったという容疑。首藤会長は現金授受は認めているが「謝礼ではない」と主張。平松守彦大分県知事は「正当な行政手続きによって補償価格が決められその額も適正だとの報告を担当部長から受けており、問題はないと思う」とのコメントを発表した。
 首藤県連会長は別府市議を経て、現在県議10期目、議長なども経験し県サッカー協会長、大分ケーブルテレビ放送社長も務める。

□ 詐欺事件の大和管財から坂井隆憲代議士元秘書に百万円(01−11・19毎日)
 毎日新聞によると、旧大蔵省OBの坂井隆憲衆院議員(副内各相など歴任)が、詐欺事件容疑で01年4月大阪府警から家宅捜索を受けた「大和都市管財」の検査状況につき近畿財務局から情報収集を続けていたとされる問題で、坂井氏の元秘書に同社側から月約20万円の給与が支払われていたことが18日、関係者の証言で分かったという。同紙の取材では、坂井氏と同社を巡っては、97年ごろから頻繁に近畿財務局から情報収集を行っていたことが判明。98年春の衆院大蔵委員会で抵当証券などの関連で質問した。また同社が抵当証券業の登録を保留された00年12月から翌4月の家宅捜索の直前にかけては、財務局長や担当部長に頻繁に「何か不都合でもあるのか」などと電話したという。

□ 前・半田市長に有罪(01−11・21)
 名古屋地裁は21日、前半田市長、酒井義弘被告に対し市営住宅建設を巡る第三者供賄罪で懲役2年、執行猶予4年を言い渡した。酒井被告は半田市発注の市営君ヶ橋団地建設工事の入札で特定の建設会社が受注出来るよう工事を分割して指名競争入札にした見返りに、市長だった99年12月、同社から自分の長男の経営する水道会社に小切手などで200万円を提供させた。

□ 外務省、裏金2億円で328人処分(01−11・30)
 田中真紀子外相は30日、過去6年半の総額2億円を超える裏金の内部調査結果を発表した。いわゆる外務省のプール(預り金)制度で、省内の6割にあたる71の課と室で過去6年半運用されていた。
 この内、411万円を私的に流用した新井隆二サンパウロ領事と、アジア欧州協力室主席事務官としてホテルの裏金387万円を流用した成田修三チェンナイ領事の2人を懲戒免職。計13人を懲戒処分、315人を訓戒処分などとする。外相自身は大臣給与1ヶ月分(51万円)を返上する。
 これについて野上義二事務次官は「機密費問題に始まる1年にけじめをつける」と述べ、一連の不祥事はこれで決着との認識を示したが、田中外相は「外務省の不祥事がすべて終わったとは思っていない」と述べた。(注・同裏金報告の詳細は川口新大臣就任後の2月5日公表された・後掲)

□ 国税局、自治労元委員長らを6億円の所得隠しで告発(01−12・10)
 東京国税局は10日、97年度までの2年間に約6億円の所得を隠して2億円余りの法人税を免れたとして「全日本自治団体労働組合」(自治労)と後藤森重・元委員長ら元幹部3人を東京地検特捜部に告発した。特捜部は近く3人を在宅起訴する方針。自治労も約4億8000万円を修正申告した。自治労は組合員を対象にした共済事業にからみダミー会社などを経由し、生命保険会社から受け取っていた手数料などの所得を隠していた疑い。

□ 民主党の中野副代表が献金無届け(01−12・14朝日)
 朝日新聞によると、民主党副代表の中野寛成代議士の後援会が、政治資金規正法上の政治団体の届け出をしないまま、00年までの3年間に「大阪府歯科医師連盟」から70万円の寄付を受けていたことが13日、分かったという。
 政治資金規正法では、政治家側が寄付を受ける場合、受け皿となる政治団体の設立の届け出と収支報告が義務付けられており、この寄付は規正法に違反する可能性が高いとする。なおこの記事に中野氏側の釈明は無い。

□ 道路工事談合で自民など79団体へ九千万円(01−12・14毎日)
 毎日新聞は12月14日、日本道路公団が発注する道路保全工事などを巡る談合疑惑で、公正取引委員会の立入検査を受けた企業を含む同業務の受注会社やそのオーナー会社計31社と一部の経営者ら4人が、自民党を中心とした政治家79人の政治団体などに86年度以降の4年間で計9000万円余を献金していたことがわかったと報じた。
 79人の政治家のうち、立ち入り検査対象からの受領が確認されたのは10人で、元建設相と元自民党道路調査会長が各2人、元建設事務次官が2人の他、現職閣僚も含まれていたという。

□ リクルート江副公判、12年、318回で終了(01−12・20)
 リクルート事件で贈賄の罪に問われた江副浩正・元社長の第318回公判が20日午前、東京地裁で開かれ、この日初公判から12年をかけた証拠調べが終わった。政官財界を巻き込んだ汚職事件で起訴された被告は12人に及び、10人の有罪が確定した。
 江副公判は、02年3月29日に検察側の論告、9月18日から3日間、弁護側の最終弁論が行われる。判決は2003年にずれ込む模様。これまでの公判で延べ127人の証人が出廷した。江副被告は未公開株の譲渡そのものは認めているが、賄賂性を否認し無罪主張を続け「実刑になることはないと考えている」と述べている。

□ 企業献金の多かった上位十人(01−12・21朝日)
 2000年1月、政治家個人に対する企業や業界団体、労働組合からの献金が禁止された。しかし、2000年の政治資金収支報告書を分析すると、かねての「政党支部が代わりの受け皿になるだけではないか」の懸念が現実となった。
 政治家の献金窓口だった資金管理団体と自らが代表を務める政党支部の収入を合計した実収入の上位十人は次のごとくである。
  @鈴木宗男  自民  比例北海道  2億5197万円
  A亀井静香  自民  広島6区  2億2732万円
  B武部 勤  自民  北海道12区  1億7359万円
  C下地幹郎  自民  比例九州  1億6816万円
  D綿貫民輔  無所属  富山3区  1億3790万円
  E武藤嘉文  自民  岐阜3区  1億2122万円
  F山中貞則  自民  鹿児島5区  1億1635万円
  G加藤紘一  自民  山形4区  1億1272万円
  H山本公一  自民  愛媛4区  1億1062万円
  I中川昭一  自民  北海道11区  1億1052万円


□ パーティ収入の多かった上位十人
(01−12・21朝日)
  @加藤紘一  自民  山形4区  2億5997万円
  A平沼赳夫  自民  岡山3区  2億3130万円
  B山崎 拓  自民  福岡2区  1億7718万円
  C中川秀直  自民  広島4区  1億5863万円
  D森 喜朗  自民  石川2区  1億5510万円
  E尾身幸次  自民  比例北関東  1億4909万円
  F町村信孝  自民  北海道5区  1億4692万円
  G原田義昭  自民  福岡5区  1億2958万円
  H熊代昭彦  自民  岡山2区  1億2353万円
  I吉田六左エ門  自民  新潟1区  1億2302万円


□ 前・天理市長に有罪判決
(01−12・28)
  奈良地裁は28日、前天理市長・市原文雄被告に受託収賄罪で懲役1年6ヶ月、追徴金100万円、執行猶予3年を言い渡した。
 市原被告は98年秋の市職員採用試験で、依頼を受けて20歳代の男性を合格させようと、1次試験の通知書の点数を自ら改ざんした後、人事課職員にパソコンで清書するよう命じ、二次試験でも不合格の判定を覆させて補欠合格にし、現金100万円を受けて海外出張の遊興費や洋服代などに当てたという。

□ 森前首相に破綻の石川銀行が献金192万円(01−12・29朝日)
 朝日新聞によると、金融庁に破綻処理を申請した石川銀行が、森前首相の資金管理団体「春風会」に95年〜99年の5年間に計192万円の政治献金をしていた。政治資金規正法は3事業年度以上連続して赤字を出している会社の政治献金を禁止している。石川銀行は99年3月期から01年3月期決算まで3期連続赤字だった。

□ 議員10人以上に裏金。「業際都市開発」(01−12・30読売)
 読売新聞によると、国会議員の元秘書尾崎光郎らが実質的に経営する「業際都市開発研究所」が、公共事業受注について工作した「備忘録」数十冊を保管していることが分かった。判明しただけでも4年前から、東北、関東、中部、山陽などの国会議員、地方自治体首長など計10人以上に数百万円から1000万円以上の資金を提供していたという記述が見つかった。

□ 橋本元首相秘書らに1000万円(02−1・5朝日)
 橋本龍太郎代議士が首相在任中の96年、橋本氏の地元事務所(岡山県倉敷市)と沖縄後援会の元事務局長にそれぞれ現金500万円を贈ったと記載した福岡市の建設会社、河本有満の手帳が検察・国税当局に押収されていた。社長は脱税・贈賄で公判中。裏金5億9000万円から支出された。元事務局長は現金授受などを認めたが、橋本氏の東京事務所は「記憶にない」としている。

□ 参議院議員の平均資産、4197万円(01−1・7)
  01年7月の参院選で当選した議員120人の1人当たりの平均総資産額(貸付金、借入金を除く)は4197万円。1999年の前回より26%少なく、93年の初公開以来、
最低となった。

□ 東京都議の平均資産、4585万円(01−1・4)
 01年6月の東京都議選で当選した議員の平均資産(貸付金、借入金を除く土地、建物、預貯金)は4585万円。1位は8億1600万円で上位10人は自民党。自民、公明、民主、共産の順。

□ 萩山教厳・衆院議員(防衛副長官・自民)側に数百万円(01−1・9毎日)
 毎日新聞によると、日本道路公団関西支社の発注工事に絡む談合事件で大阪地検特捜部に逮捕された大阪の「邦栄産業」の社長、笹部博邦らが萩山教厳・衆議院議員側に現金数百万円を贈ったとするメモなどがあることがわかった。毎日新聞の取材に萩山議員は「そのような現金を貰ったことは全然知らない」と言っている。

 
□ 加藤紘一氏秘書に脱税容疑、数億円の所得隠し(02−1・10朝日)
 国税当局は、自民党元幹事長・加藤紘一氏の事務所代表を務める佐藤三郎秘書が数億円の所得を脱税しているとして10日午前、佐藤代表の東京都内のマンションや横浜の事務所などの家宅捜索を行った。
  朝日新聞によると、佐藤代表は芸能プロダクション「ライジングプロダクション」から1億円を借りた。捜査当局は同プロの法人税法違反の捜査の過程でこの不正蓄財をつかんだとみられる。十代表は加藤氏の地元の公共事業に影響力を持っているといい、加藤氏の00年の収入は4億6000万円。同代議士が代表を務める政党支部の収入を合わせると全国会議員中トップ。

□ 加藤紘一氏 側近に一億五千万円( 02−1・11読売)
  1999年6月ごろ、芸能プロ「ライジングプロダクション」側が1億5000万円を提供していた疑いがあることが10日わかった。
 (注・「ライジングプロダクション」側から加藤紘一氏側に貸し出された金額については、新聞各紙によって異なる報道がなされている。)

□ 加藤氏会見、疑惑関与を否定(02−1・11朝日)
 加藤氏は11日、記者団に対して「加藤事務所とは無関係だ。脱税資金の一部が代議士に渡ったことも全くない。しかし、所属する者が調査を受けたことは責任を感じる」と詫びた。

□ 加藤氏秘書、山形十社から数億円の公共工事仲介(02−1・12朝日)
   佐藤代表は加藤氏の地元の山形県内の建設会社など十社から受注額の3%〜5%を成功報酬として受け取っていた。

□ 内閣官房官僚、勤務中に株情報交換 (02−1・12)
  内閣官房に勤務する経済調査担当官(課長級)が、勤務時間中に職場のパソコンを使ってインターネット上の掲示板で株投機に関係する情報交換を行っていたことが12日、内閣総務官室の調べでわかった。担当者は事実関係を認めており近く処分する。

□ 中谷長官の父経営「大旺建設」、加藤氏秘書に一千万円(02−1・13)
 中谷元・防衛庁長官の父が経営する中堅ゼネコン「大旺建設」が、加藤紘一代議士の事務所代表を務める佐藤三郎秘書の脱税疑惑に関連して、国税当局から任意の税務調査を受けていたことが分かった。佐藤代表が経営するコンサルタント会社の帳簿に96年末に大旺建設から1000万円の入金の記載が残っているという。この時期の前後、大旺建設は加藤代議士の地元である山形県内で行われた複数の公共事業を受注している。 「大旺建設」社長の中谷健氏は朝日新聞の取材に税務調査を受けたことを認めたうえで「そうした支払いの記載はない。佐藤代表が勝手に当社の名前を使ったのではないか」と述べた。中谷長官は加藤派。

 □ 三年間に一万回。秘書「口利き」の構図(02−1・15)
  1月15日、山形県庁での定例会見で高橋和雄知事は「(加藤紘一氏の選挙区の山形県)庄内地方で(建設業者が佐藤代表への)相談料、受注した場合の協力料と言うものを払っているということは、聞いたことがある」と語った。知事まで知っている口利きの実態が明るみにでてきた。 「業際都市開発研究所」の口利きも、加藤事務所の佐藤秘書の脱税も同じ構図だ。尾崎元秘書も鹿野代議士の名前を出して受注工作をしていたし、佐藤代表も「加藤の意向だ」と山形県酒田市や鶴岡市で口利きをしていた。こうして、93〜94年に軒並み摘発された「ゼネコン汚職」以降も業者と発注者側との癒着が根強く残っていた。
 このような秘書ビジネスは00年に摘発された中小企業向け融資保証制度に絡む出資法違反事件でも明らかになった。融資を審査する東京信用保証協会に口利きを行い。法外な手数料を得ていたとして、衆院議員と都議の元秘書や秘書計5人が逮捕された。
 特捜部が押収した資料には、元職を含めた国会議員約350人、東京都議約100人の政治家が秘書を通じるなどして3年間に約1万件の口利きを行ったことが記載されていた。

□ 石岡市長ら七人逮捕、業際研の口利き解明へ(02−1・15)
 東京地検特捜部は、1月15日、公共事業の不正入札事件で、水道事業工事の入札情報を漏らしたとして、茨城県石岡市長・木村芳城と民主党鹿野道彦代議士の元秘書でコンサルタント会社「業際都市開発研究所」の取締役・尾崎光郎ら7人を逮捕した。調べによると、木村市長は公営企業「湖北水道企業団」の企業長を兼任していたが、99年3月、同企業団が発注したコンピューター設備工事の設計価格などの入札情報を教えた競売入札妨害容疑。
 業際研は、同県の茨城県下妻市立図書館の建設工事に絡み、ゼネコンから約1000万円の受注工作費を受けていた疑いも浮上、特捜部では、この入札事件を契機に全国の公共事業の受発注を巡る業際研の口利きなどの実態解明に乗り出す構えという。

□ 「業際都市開発」と協力の元秘書五千万円脱税容疑( 02−1・18読売)
  衆院比例東北ブロック選出議員の元公設秘書で「業際都市開発」と協力関係にあった仙台市のコンサルタント会社社長が受注を目指す複数の業者から受け取った1億5000万円を隠し、約5000万円の所得税を免れていた疑い。

□ KSD古関被告に4年求刑(02−1・18)
「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団](KSD)の前理事長・古関忠男被告に対して東京地検は18日、懲役4年を求刑した。古関被告はKSDに計2億4800万円の損害を与えた。

□ 「業際都市開発」贈収賄容疑で石岡市長ら四人再逮捕(02−1・29)
  東京地検特捜部は、1月29日、 石岡市長・木村芳城ら4人を再逮捕。木村市長は「湖北水道企業団」の水道事業に伴うコンピューター設備工事の入札情報を親類の容疑者を介して日立製作所に漏らした見返りに200万円を受け取っていた。

□ あっせん収賄650万円。元都議を逮捕(02−1・29)
 さいたま地検特別刑事部は29日、元都議・塚原宏司を斡旋収賄容疑で逮捕した。約2年間、業者に都発注工事の最低制限価格を教えていたとしている。 塚原元都議は全面否認している。業者側は贈賄容疑を認めているが時効。都の部長も価格を漏らした事実を認めているがこれも時効。

□ 採用で収賄、八代市長を逮捕( 02−2・1)
  熊本県警と八代署は1日夜八市職員採用に絡み現金300万円を受け取ったとして八代市の沖田嘉典市長を逮捕した。

□ 民主党副代表・鹿野氏へ資金「業際研」( 02−2・2)
  民主党副代表・鹿野道彦代議士に対して親族の三重県桑名市の企業から秘書の給与2名分、数千万円が負担されていたことがわかった。その明細は鹿野代議士の元秘書・尾崎光郎が事実上経営していた「業際都市開発研究所」に送られていたという。
 鹿野代議士の事務所は資金提供の事実を認めたが代議士本人は「私自身は承知していなかった。尾崎は8年前にやめており一切関係していない」と語った。(朝日)

□ 鹿野議員、親族会社が保険料
( 02−2・2)
 鹿野代議士が2日、記者会見して明らかにしたところでは、鹿野代議士が三重県桑名市の親族会社の社員として厚生年金の受給資格を得たうえ、政府管掌の健康保険証の交付を受けていた。保険料はいずれも親族会社が負担していた。
 鹿野議員は1970年頃から同社の常務を務めており、76年には顧問となり月約30万円の給与を受けていた。また、秘書2人の給与が親族会社から支払われてていたことも認めた。厚生労働省は「勤務実態が無く会社の業務と無関係な場合、本来、適用できない」としている。鹿野議員は、親族会社と「業際都市開発研究所」との間に取引があることも明らかにした。

□ 茨城県下妻市長ら、業際研事件贈賄で6人逮捕( 02−2・5)
  東京地検特捜部は「業際都市開発」による口利き事件で下妻市の図書館建設工事の不正入札の疑いにより、5日、同市長・山中博、戸田建設横浜支店長の石田直之らを逮捕した。山中市長は茨城県選出の衆院議員の秘書から同県県議を経て95年市長に。2期目。

□ 外務省、総額2億円の裏金を公表( 02−2・6読売)
 外務省は5日、職員の食事代や接待などのため積み立てていた総額2億238万円の裏金の各課・室ごとの使用額と残高を公表した。
 裏金があるとしたのは71の課と室。1000万円以上の裏金を蓄えていたのはWHOなどを所管する国際機関1課と開発途上地域課の2課。会計課すら311万円を持っていた。次官室や総合外交政策局総務課、アフリカ2課、調査室の4課・室では裏金より多い額を使っていた。このため帳簿上の残高はマイナスとなっている。

     裏金の多かった上位10課(単位万円。1万円以下四捨五入)
総額 使用額 残高
  @経済局国際機関一課  1152  1051  101
  A同開発途上地域課 1126 204 922
  B中東アフリカ局アフリカ二課 950 996 −36
  C欧州局中・東欧課 944 872 72
  D中東アフリカ局中東二課 817 585 232
  E条約局法規課 791 786
  F欧州局ロシア課 767 683 84
  Gアジア太平洋局中国課 762 657 104
  H同南西アジア課 761 595 156
  I北米局北米一課 743 688 55


□ 鹿野議員の秘書給与、業際研が負担(02−2・6)
  鹿野議員の事務所が 「業際都市開発研究所」から、私設秘書の給与を負担して貰っていたことが分かった。年間400万円近くを数年間に亘って肩代わりしていたことを認めた。 鹿野議員は「自分は知らなかった」としている。

□ 鹿野・民主党副代表が離党(02−2・6)
 鹿野道彦衆院議員(民主党副代表)が6日夕、衆院議員会館で記者会見し、「元事務所職員と秘書が業際研から給与を受け取っていたことが判明した」として「けじめを付ける意味から離党した」と述べた。
 一連の経過については「何も知らなかった」と述べ、議員辞職や証人喚問には応じるつもりのないことを表明した。
  鹿野議員は、衆院当選9回。海部内閣で農相、宮沢内閣で総務長官を務めた。94年に自民党を離党、新党「みらい」を結成。新進党、民政党などを経て98年、民主党に参加した。

□ 三重県知事元秘書の給与も肩代わり(02−2・9)
 鹿野道彦代議士を離党に追い込んだ鹿野氏の親族の土建会社が9日、記者会見し北川正恭三重県知事の衆院議員時代の秘書(現桑名市議)に91年〜96年まで毎月20数万円の給与を肩代わりして払っていた事を明らかにした。

□ 渡し切り費で在外高官がODAを貪る
(02−2・10)
 仙台市民オンブズマンが調査・発表したところによると在外高官で外務省の渡し切り費が公私混同の中で流用されている実態が初めて明らかになった。それによると99年度渡し切り費の内訳は、通常の渡し切り費約6割とODA渡し切り費約4割の2種類で計上されている。ところが支出内容はODA(政府開発援助)とは無関係な上、開発途上国でなく先進国のフランス・イタリア大使館・ホノルル総領事館などにも割り当てられていた。
 外務省の渡し切り費を巡っては、昨年11月の衆院予算委で渡し切り費の余った部分をソファー・カーペットのクリーニング、高価な食器購入、観葉植物のレンタルなどで使い切るよう支持した省内マニュアルの存在が明らかとなり、当時の田中真紀子外相は新年度から渡し切り費の予算計上を見送る方針を明らかにしたが、新年度でも名目を変えて計上され約4億円が増額されていた。

□ 国後島に「ムネオハウス」(02−2・13)
 13日の衆院予算委員会で共産党の佐々木憲昭議員が「外務省が国後島に建設した宿泊施設が『ムネオハウス』とされている」と指摘した。この宿泊施設は、1999年10月外務省が約4億1700万円で建設した鉄骨2階建て・延べ710平方メートル、日本からのビザ無し交流団の滞在や災害時の島民避難所として使用されている。佐々木議員の指摘によると建物には鈴木氏の名前の横断幕や食堂の壁に鈴木氏の写真まで飾られ、この建設も鈴木氏の後援会幹部の建設会社が受注したものという。小泉首相は「個人の寄付ならともかくよく調査しなきゃいかん」と答えた。鈴木氏はこの事実を全否定した。

□ 野上次官8000万円の退職金は?
(02−2・13)
 野上義二外務事務次官は次官更迭後も退職せず「官房付」として外務省に留まることになった。川口外相が15日の記者会見で明らかにした。野上氏が事務次官のまま退職した場合は8000万円以上の退職金が支給されることになるので批判を配慮したと見られる。野上氏が「官房付」となった後に退職した場合大幅に退職金が減るのは確実で「4000万円程度?」という省内の声もあるが、官房付のまま大使に転出すれば退職金の算定基準は退任時の大使の俸給となり復活する?その先を見ていよう。

□ 森前首相が講談社の訴訟取り下げ(02−2・14)
 森喜朗前首相が「週間現代」に00年12月23日号「森首相の首が飛ぶ暴力団関係者との問題写真」のタイトルで暴力団関係者とされる人物と会食している写真を掲載されたのは名誉を傷つけられたとして、講談社などに約5000万円の損害賠償を求めていた訴訟が、秘かに和解していた事が14日分かった。各紙が報道する所によると和解は昨年11月末で講談社側が300万円を支払う条件だった。しかしこれを執筆した記者が和解に同意せず裁判で決着させる意向を示し裁判所は審理に入る事にした。森氏は12月27日記者に対して「金銭の支払いもいらないので訴訟を取り下げたい」と申し入れた。記者は弁護士費用などがあるため要望を受け入れたが「秘密裏に和解する政治家の常套手段に憤りを覚える。権力者への批判に腰が引けている出版社にも失望している」(朝日)と話している。

□ 民主党、青木幹事長を告発と意気込む(02−2・14 毎日)
 民主党は14日、日本道路公団が高速道路公団が13件の発注見送りを決めながらその後一転して発注を再開した経緯を巡り、自民党の青木幹雄参院幹事長が斡旋行為を行ったとして、同日中にも斡旋利得処罰法違反の疑いで東京地検に告発する方針を固めた。民主党によると道路公団の発注見送りに対し青木氏が反発。国土交通省や日本道路公団の藤井治芳総裁に経緯を質すなどし、その後に発注見送りは撤回された。13件の工事には青木氏の地元島根県内の山陰道(仏経山トンネル西)工事が含まれていた。一般公募入札でありながら地元からの応募は1社のみ、同社は青木氏が支部長を務める自民党島根県第1総支部に献金していたという。
 この報道以降告発の報道はない。

□ 狂牛病で辞任の農水次官食肉団体に天下り
(02−2・15)
 狂牛病問題で1月8日事実上の引責辞任に追い込まれた農水省の熊沢英昭・前次官が、食肉業界団体などで作る社団法人日本食肉協議会の非常勤嘱託に再就職していた事が、15日明らかになった。前次官は2月13日、この事を一部週刊誌から取材を受け、即日辞任した。同氏は1日も出勤しなかった。同氏の再就職が内定したのは次官辞任の直後で、2月1日付けの就任が決まっていた。同氏は事実上の引責辞任だったが規程通りの退職金約8874万円を受け取り批判を浴びたばかり。日本食肉協議会は公益法人で国家公務員の天下り規制の対象外だが、常勤役員4人のうち会長・専務・常務の3人は同省OB。


□ 真岡市長も逮捕
(02−2・20)
 栃木県警は真岡市の菊地桓三郎前市長と社会福祉法人の前理事長と全県議ら3人を贈収賄の容疑で逮捕した。菊地前市長らは在宅介護支援センターの業務委託で数十万円を送られた疑い。菊地前市長は81年初当選、01年5月まで5期勤めた。

□ 北方4島支援事業への圧力疑惑で外相調査を指示(02−2・21)
 川口外相は21日、鈴木宗男氏の北方4島への人道支援事業やケニアへのODA関与を巡る国会での追及に対して、園部逸夫参与に実態調査を正式に指示した。園部氏は斉藤泰雄欧州局長に協力を要請し3月上旬を目途に調査結果を纏めることになった。

□ 首相10日内の解明を指示(02−2・22)
 小泉首相は22日午前、首相官邸に川口外相と竹内行夫次官を呼び、鈴木宗男氏が関与したとされる北方4島支援事業や政府開発援助(ODA)にからむ一連の疑惑について「遅くとも10日以内に報告をまとめよ」と指示した。川口外相は通称「ムネオハウス」の入札に関し共産党が20日の衆院予算委で取り上げた2通の文書は外務省から流出した内部文書であることを報告した。

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